Question:01

ウール製品の保存方法はどうしたらいいのでしょうか?

Answer 防虫剤を使用します。

電子顕微鏡で見たウールの虫食い後

電子顕微鏡で見たウールの虫食い後

大切なウール製品が害虫に狙われています。おすすめの防虫剤はピレスロイド系のムシューダ・タンスにゴン・ミセスロイド・ピレパラアース等です。いずれも古くから利用されてきた除虫菊の有効成分がピレトリンだと解ってから、これを元に合成されたもので、安全性が高く効果が大きいのが特徴です。また、無臭なので衣類に臭いが移りません。

>答えを閉じる

Question:02

繊維製品に縫い付けられている取扱い絵表示はどんなものですか?

Answer 下記をお読みください。

液温は、40℃を限度とし、洗濯機による洗濯ができる。
液温は、40℃を限度とし、洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよい。
液温は、30℃を限度とし、洗濯機の弱水流又は弱い手洗いがよい。
液温は、30℃を限度とし、弱い手洗いがよい(洗濯機は使用できない)。
水洗いはできない。

>答えを閉じる

Question:03

ビキューナ・カシミヤとは?

Answer どちらも高級ウールです。

ビキューナ

ビキューナ(写真左):南米アンデス山脈4000m以上の高地の厳寒地にすむラマ科の動物。繊維のダイヤとも言われています。

カシミヤ

カシミヤ(写真右):中国・モンゴル・インド・イランなどの山岳地にすむ山羊の一種。細くて柔らかいうぶ毛で保温性、肌触りに優れ、防寒用として最高級の素材です。

カシミヤ製品は激しいスポーツ等のハードな動きのある着用には向きません。独特の柔らかさを出すために、糸の撚りや編みをゆるくしています。そのために、擦れると毛玉が出来たり、毛が抜けやすくなります。

>答えを閉じる

Question:04

下着の使用年数は1年・・・破れていないのに何故?

Answer 洗濯をしても完全ににおいを取り除くことはできない為です。

ビキューナ

下着が1年経過していませんか?200回の洗濯試験の結果、皮膚から排出される汗、皮脂分が肌着の繊維の中に入り込み、洗濯しても完全に取り除くことができず、着用回数を重ねるごとに、肌着の繊維内に蓄積されることが証明されました。「破れていないのに何故」ではなく、黄ばみ、汗臭の残留、吸汗、保温性を判断しながら、「お父さんクサ〜イ」と言われないためにも使用年数は1年をお勧めします。

>答えを閉じる

Question:05

ビキューナ・カシミヤは家庭で洗濯が出来ますか?

Answer 家庭洗濯出来ます。

ビキューナ

30℃以下のぬるま湯に中性洗剤(エマール・アクロン・モノゲンユニ等)を溶かして揉まずに軽く押し洗いをします。すすぐときも、ぬるま湯で軽く押し洗いし、30秒以内で軽く脱水機にかけてください。
干す時は、平たく広げて、元の形に整えて日陰の平干し(ネットが最適)をしてください。吊り干しは濡れた重さで伸びる場合があります。電気乾燥機の使用は厳禁です。
液温は、30℃を限度とし、弱い手洗いがよい(洗濯機は使用できない)。

>答えを閉じる

Question:06

コンパクト洗剤でウール下着がボロボロになってしまうのはなぜですか?

Answer 酵素の活性により、ボロボロになることが判明しました。

エアメリー(表側:毛100%、裏側:綿100%)の下着が「コンパクト洗剤」を使用して洗濯すると、 ウールだけが穴あき、ボロボロになったという苦情が毎年多数発生しています。
一般に市販されているコンパクト粉末洗剤(アタック、トップ、アリエール、ニュービーズ、ボールドなど)には、すべてタンパク質分解酵素「プロテアーゼ」が配合されています。これらを「酵素洗剤」と表現します。「酵素洗剤」を使用して、ウール製品を洗濯しますと、酵素の活性により、タンパク質の汚れを落とすだけでなく、ウール(タンパク質)繊維も分解し、ウール下着が、穴あき、ボロボロになることが判明しました。

■ウールの構造 ■ボロボロになったウール製品(左)

上図のウールの構造参照:ウール繊維を外的環境から守っている表皮(スケール、キューティクル)が酵素の攻撃を受けて、分解、脱落が起こり、更に内部のコルテックスが分解、裂傷、脱落して、繊維がやせ細り、糸切れ、穴あき、ボロボロとなります。

>答えを閉じる

Question:07

静電気「パチパチ」を防ぐには?

Answer 次の1から4をご参考にしてくださいませ。

  1. 綿を着用する。
  2. 衣料の組み合わせを工夫する。下図の帯電列の近い素材の衣服を重ね着する。
  3. 霧吹きで水を吹きつける。
  4. 柔軟仕上げ剤を使用する。

>答えを閉じる

Question:08

ウール下着の洗濯方法は?

Answer 下記をお読みください。

家庭洗濯で、酵素洗剤を使用して、どういう取り扱いをした場合、ウール製品がボロボロになるのか?

  1. ぬるま湯の使用ー酵素の活性が激しくなる。
    • 風呂の残り湯を使う。
    • 手洗い時、水道水は冷たいので、お湯を使う。
  2. 10分以上、洗剤液中に放置されているー長時間になるほど酵素に攻撃される。
    • 例)二層式洗濯機の場合→洗濯タイマーが切れてもすぐに脱水しないで、洗濯機の中に放置されている。
    • 例) 全自動洗濯機の場合→風呂の残り湯を洗濯機に入れて、夜中洗濯機内で浸して、早朝タイマーにより自動洗濯。
    • 例) 手洗いの場合→ つけ置き放置。
  3. 洗剤量を標準量よりも多く使用→洗剤量を多く使用しても、きれいにはなりません。

どのように洗濯すれば、良いのですか?

洗剤メーカーの販売競争も激化しており、低温パワフル酵素が開発されたり、より強力で、より洗浄能力のある酵素が配合されることも考えられます。洗剤の取扱い説明、衣料の取り扱い縫込み「絵表示」を洗濯前にご確認をわすれずに。

>答えを閉じる

Question:09

羊毛の七不思議に対する疑問、本当?何故?

Answer 下記をお読みください。

  1. 水ははじくが、水は吸う。(撥水性と吸湿性)
  2. 良く染まるのに、汚れにくい。
  3. 刈りとった毛が呼吸する
  4. 水を吸うのに、保温性が優れている。
    • 保温性(断熱効果):空気が最も断熱効果が大きい(保温性が高い)物質である。毛は空気を多く含む構造をしている。そのため毛製品はバルキー性(かさ高性)に富んで空気を多く含む構造であるので保温性に優れる。
    • 吸着熱:空繊維が水分(水蒸気)を吸収すると、熱が発生する。これを吸着熱、湿潤熱という。この吸着熱は吸湿性が高いほど多く発生する。羊毛は他の繊維に比べ多くの吸着熱が発生し暖かさの要因の一つになる。
  5. 燃えにくい。
  6. 紡ぎやすさとフェルト性。
  7. 形状記憶性により弾力性に富む。

>答えを閉じる

Question:10

肌着の汗臭い臭いを取りたいのですが?

Answer 下記をお読みください。

皮膚は暑さ寒さなどの刺激を受けるため新陳代謝が活発です。汗や脂の分泌も盛んで老廃した角質細胞、付着したほこり等と混ざりあって皮膚に残り、汚れとなります。肌着に吸収された汚れ(汗、皮脂、角質、血液、シミ、食物、脂、化粧品、ほこり、鉄さび)は汗臭い臭いとなって、不快感を与える原因になります。

解決策その1:やはり洗濯です
しかし、洗濯することで繊維の表面に付着した汚れは落ちても、繊維の内部にしみ込んだ汚れは落ちにくいので、洗濯で落ちるのは50%程度と思ってください。

解決策その2:漂白してみてください
「漂白」は繊維にしみ込んだ汚れを科学的に分解して除去します。

解決策その3:買い換えてをお勧めします
洗濯、漂白しても汗臭さ、黄ばみがとれない場合は、使用年数に達していると考えてください。

>答えを閉じる

Question:11

素肌にワイシャツは快適なのでしょうか?

Answer 下記をお読みください。

「肌着を着ると暑くなる」と考え、素肌にワイシャツを着る若い人も多いようですが、それは大きな誤解です。反対に、肌着を着ることで夏を涼しく過ごすことができます。

汗で体に張り付いたワイシャツは見たくないものです。夏は男性も女性も肌着を1枚着ることで快適にお過ごしください。

>答えを閉じる

Question:12

「シミ」を取りたいのですがどのような方法がありますか?

Answer 下記をお読みください。

繊維製品に付いたシミの取り方はシミの原因によって異なります。

今まで取れなかったワイシャツ等の襟の汚れが取れ、見違えるようにきれいになります。

>答えを閉じる

Question:13

6年前に購入したガードルを着用しようとしたところ、生地が伸びてしまいパワーがなくなってしまうのはなぜでしょうか?

Answer ポリウレタンの劣化(俗にカゼを引いたといいます)が原因です。

ファンデーション・水着など強い伸縮性が求められる製品には「ポリウレタン」という繊維が数パーセント使われています。非常に優れた繊維ですが加水分解を起こしやすいという特徴があります。購入後長時間タンスで保管したことにより、温度変化や空気中のガスの影響で劣化してしまったものと思われます。ポリウレタンは使用しないでも5年で自然劣化が始まります。ポリウレタン混紡の衣料品の買いだめはくれぐれもご注意ください。

>答えを閉じる

Question:14

進化する「アサメリー」の伝統は?

Answer 下記をお読みください。

アサメリーの原型は大正期にさかのぼる。そのころ強撚糸を使った編物(ニット)は存在しなかった。アングルはその実現に執念を燃やし、日本では生産されていない綿強撚糸を欧州から輸入して編み上げた。大正6年に「麻加工メリヤス」を発売。「麻ににて麻にも勝る肌触り」とは当時の広告コピー。麻のようなシャリ感とさらりとした着心地の綿メリヤス肌着は、蒸し暑い日本の夏には最適で、多くの日本人に愛用された。しかし、戦後まもないころ、アサメリーで使っていた細い糸を編める編機はなく、そんな細い糸を通す編針もない。編機と編針を改良しながら編地(ニット)が編めるようになったが、収縮が大きな問題だった。更に編機の改良を重ね、染色、生地セットを工夫して満足いく品質の肌着が完成した。更に進化へと続く。

>答えを閉じる

Question:15

長持ちさせる上手な家庭洗濯とは?(1)

Answer 下記をお読みください。

上手な家庭洗濯とは、汚れを落とし、もとの状態に回復させ、品質を維持しながら、いかに長く使用させるかがポイントになりますが、品質の劣化を最も生じやすいのも洗濯です。このことから洗濯は衣料品の品質保持の決め手ともいえます。

【洗う前に】

  1. 淡色(白、ピンク、ベージュ)と濃色、毛絹のデリケートなものとジーンズ等の厚手のもの、汚れのひどいもの別にまとめて洗濯するように心がける。
  2. 洗濯機(標準水流、弱ソフト水流)か、手洗いかを選ぶ。
  3. 絵表示にしたがって、弱アルカリ洗剤(主に粉末でアタック、トップ、ボールド等)か、中性洗剤(エマール、アクロン、モノゲンユニ)を選ぶ。
  4. 袖口、襟の汚れのひどいところは、前もって手洗いするか、スポット洗剤をつけておく。
  5. 洗濯物の上に直接洗剤をふりかけないこと。蛍光剤が部分的に付着して、変色の原因となります。

>答えを閉じる

Question:16

長持ちさせる上手な家庭洗濯とは?(2)

Answer 下記をお読みください。

【洗濯洗いのポイント】

  1. デリケートな衣類、伸びやすいカシミヤ、ニットセーター、ファンデーション、レース付下着は洗濯ネットに入れる。
  2. 洗濯は5分、すすぎは4分程度が良いでしょう。長く洗うと再汚染や羽毛の脱落で薄くなり寿命を縮めます。

【すすぎ・漂白】

  1. 長時間のすすぎ、塩素系漂白剤は変色、黄変、劣化を促進させますので、過度の使用は避けてください。

【干し方】

  1. 選択後、湿ったままで長時間放置しておくと、シワや色落ち、移染の原因となりますので、脱水したらすぐ、日陰の風通しのよい場所に干しましょう。(元の形に少し引張って整えて)
  2. 直射日光は、黄ばみや色あせの原因となり、生地の劣化のもとにもなります。

>答えを閉じる

Question:17

ウール下着は漂白できる?

Answer 下記をお読みください。

漂白剤の種類
・塩素系漂白剤 アルカリ性:次亜塩素酸ナトリウム 白物用
・還元系漂白剤 弱アルカリ性:二酸化チオ尿素 白物用
・酸素系漂白剤 弱酸性:過酸化水素 白物・カラー柄

塩素系・還元系はウールの漂白はできません。酸素系はメーカーによって異なりますので、取り扱い方法をよく呼んで漂白してください。

>答えを閉じる

Question:18

肌着を着ることが地球環境保全に繋がるってほんと?

Answer 下記をお読みください。

寒い季節にはできるだけ軽量で暖かい製品を、暑い季節には涼しく快適な製品をご着用いただいて冷暖房の使用を抑えることは、過剰なエネルギーをなるべく消費しないで温室効果ガスを削減するという地球環境保全につながっています。アングルは2010年より日本政府が主導するプロジェクト「チャレンジ25キャンペーン」に会員登録、夏の「COOL BIZ」、冬の「WARM BIZ」運動に賛同推進しています。

>答えを閉じる

Question:19

『エアメリー』はなぜ暖かいの?

Answer 下記をお読みください。

アングルの『エアメリー』は、二重編地で、袋編になっています。一般的な肌着を2枚重ね着しますと、生地が厚く、重く、動きにくくなり、着用感が悪くなります。『エアメリー』は、2枚の生地を部分的につなぐことにより、前記の問題点を解決しました。2枚の生地を平編にすることで生地は薄く軽くなり、平編の斜行の習性を利用して、空気層を作り、その空気層の断熱効果で身体の暖かさを外に逃すことなく、保温効果を高めています。空気層が出来たことにより、やや縮みますが、伸縮性があり、フィット感のある着心地になっています。

>答えを閉じる

Question:20

ウール製品を洗濯をするとなぜ縮むの?

Answer 下記をお読みください。

ウールには、スケールという『うろこ』状の表皮があります。これは、私達の髪でいうとキューティクルと呼んでいるもので、乾燥している時はこのスケールは閉じていますが、水に濡れると開きます。この状態で洗濯によってもまれると、スケールが絡み合って取れなくなり縮みの原因になり、さらに進むとフェルト収縮します。フェルト収縮の見分け方は、生地を横に引張ると、プチプチと絡んだウールの切れる音がすることで判断できます。弱アルカリ性洗剤の使用は、スケールを立たせ絡みやすくしますので、中性洗剤を使用し、洗濯は弱水流(ソフト)で洗って下さい。

>答えを閉じる

Question:21

「易廃棄」って何?

Answer 下記をお読みください。

最近では、家庭ゴミも分別制になってきました。ペットボトルのラベルをはがして分別廃棄するのと同じように、肌着を包装するパッケージも環境に配慮した仕様に改善する取組が必要です。アングルの「易廃棄」への取組は、紙箱式のパッケージを、紙部分と窓に使っているプラスチック系のフィルムを分別し易いように、改善を心がけてまいります。まず、私達ができることから、環境保全への取り組む意識を高めてまいりたいと考えています。

>答えを閉じる

閉じる